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生け花、陶芸、茶道
―和のコラボレーション―

 

幾つにも区切られた棚に並べられた、雪のように白い小さな花器には可憐な野の花。床に置かれた大ぶりの花瓶には、鮮やかな色合いの花が大胆に生けられている。台の上にしつらえられた畳の上で、お手前が始められた。手のひらにすっとなじむ茶碗で薄茶をいただく人々の表情はとても穏やか。モダンなロフト形式のスタジオに不思議な「和」の空間が生み出された。

バンクーバー市内キャンビー通りとブロードウェイに近いヒデ・セラミックワーク・スタジオで、陶芸家のヒデ(エビナ・ヒデ)氏、いけ花の未生流、表千家バンクーバー小倉社中のメンバーによるコラボレーションが催された。

ヒデさんは、食器や花器、茶道具などをはじめ、ライトやアロマポットなどさまざまな種類の陶器や磁器の製作で知られているが、ジャズやオペラなどの音楽、映像とのコラボレーションにも意欲的に取り組んできた。いけ花や茶道とのコラボレーションは今回が初めてだが、「もともと陶芸作品は茶道やいけ花と深い関係があるものです。こうやってコラボレーションをすることで、人とつながっていけることが楽しい」とヒデさんは語る。

未生流のいけ花も禅の思想から強く影響を受けており、茶道もその始まりは禅宗の僧侶たち。そしてヒデさんも自分のホームページの中で、禅の思想やわびさびといった美意識への傾倒を語っている。今回のコラボレーションには、その底に「禅」という共通のものがあるようだ。しかし、初夏の光がいっぱいに差し込むスタジオには、禅という言葉にイメージされる堅苦しさはなく、一つの空間に集う人々ののびのびした心の交流が感じられた。これこそヒデさんの語る「人とのつながり」だろう。
ヒデさんの作品の特徴の一つともいえる、「白」の陶器や磁器。他ではあまり見かけない真っ白な抹茶茶碗や水差が新鮮な印象を与えている。シンプルな白さだからこそ語りかけてくるものがより豊かに感じられるとも言えるだろう。花器も白が中心。未生流の特徴のひとつであるスッキリとしたフォルムと、花器の柔らかな曲線との組み合わせが興味深い。ヒデさんは「日本人が作るのだから、日本の焼きものではあるけれど、日本の伝統工芸の影響を受けていないので、そこにおもしろさがあると思う」と語る。日本の伝統的な生け花や茶道にも同じことが言えるだろう。環境も違うし、手に入れられる花や道具も限られている。日本の伝統だけにこだわっていては、カナダという場での広がりを見せることはできないだろう。
亭主としてお茶を点てたドナ・ブレンドンさんは英国系カナダ人。日本語を学んで、京都に旅して以来、茶道に惹かれて修行を始めた。すでに茶名も得て、弟子を育てる資格を得ている。彼女は「季節や場に合わせて道具を選んでいくのが茶道の楽しみ。その変化の豊かさがあるから、茶道は奥が深く、あきることがない」と語る。手前のときに使ったヒデさんの作品についても「今まで出合ったことのない感じの抹茶茶碗でしたが、楽しんでお茶を点てることができました」と語る。ヒデさんは、?ートギャラリーに行かなければ出合えないような作品ばかりでなく、日常生活で使ってもらえるような食器や花器など、もっとたくさんの作品を作っていきたい」と語り、今回のコラボレーションをきっかけに、さらに多くの作品を生み出していくと意欲的だった。
(取材:バンクーバー新報、 宮田麻未)

•・ 抹茶茶碗や水指などの作品集

・未生流生け花バンクーバー

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